腸脛靱帯という太ももの外側にある膝の曲げ伸ばしに関わる靱帯が炎症を起こして、痛みが生じている状態です。長時間ランニングをする人に起こりやすいため、ランナー膝とも呼ばれています。

腸脛靱帯は、膝の曲げ伸ばしをする際に膝の外側の骨の出っ張りの上と擦れ合います。そのため、ランニングや自転車などによって膝の曲げ伸ばしをし過ぎると摩擦による炎症が起きて、痛みを生じます。

また、腸脛靱帯炎は膝の使いすぎだけでなく、周辺の筋肉などの柔軟性の低下や筋力の低下、硬い地面、硬いシューズ、脚長差、ウォームアップ不足なども原因となります。

O脚やかかとが外側へ傾いているなど体の歪みによっても発症しやすくなります。

グラスピングテスト

膝を曲げ、膝の外側2～3㎝上を押しながら膝を伸ばしていくと、腸脛靭帯炎の場合は痛みが生じます。

腸脛靭帯炎へのご自分での対処

腸脛靭帯炎は膝の外側の筋肉はもちろん、脚全体や骨盤周辺の筋肉の緊張やアンバランスにより症状を引き起こすことが多いので、脚を中心としたストレッチや運動時のウォーミングアップやクールダウンを入念に行い、痛みがひどい場合は安静やアイシングを行います。

腸脛靱帯炎を放っておくと

腸脛靱帯炎の初期は、運動後や運動中に痛みが生じ、しばらく休むと痛みが和らぎます。しかし重症化すると、安静にしていても痛むようになり、治療してもなかなか治りづらく、日常生活にも支障をきたす可能性があるため、症状が軽いうちにきちんと対応する必要があります。

腸脛靭帯炎でお困りの方はお早めに泉大津市・高石市 林整骨院にご相談ください。

膝の外側の筋肉の負担軽減、筋肉のアンバランス解消のために泉大津市・高石市 林整骨院では「スパイラルテープ」とゆうテープを用い、特殊な貼り方で症状の改善を図ります。

さらに筋膜リリース等の手技で膝の内側の筋肉の緊張解消、脚全体の筋肉のバランス調整を行うのはもちろん、脚の筋肉の緊張は身体全体のバランスが崩れていることが多いので、身体全体のバランス調整、回復力を高める施術を行い「早期改善」「痛みを繰り返さない」を目指して参ります。腸脛靭帯炎の根本改善をしたい、腸脛靭帯炎でお困りの方は泉大津市・高石市 林整骨院に是非ご相談ください！