膝の外側にある腸脛靭帯と呼ばれる靭帯が、大腿骨下部の膨らみ(大腿骨外側上顆)とこすれることで炎症を起こし様々な症状を引き起こすことを言います。

腸脛靭帯炎という名前ですが正確には炎症を起こしているのは大腿骨外側上顆と言われています。

別名の「ランナー膝」の通りランニングをよく行う人や、走ったりすることが多い競技をする人に好発します。

腸脛靭帯とは

太ももの外側にある靭帯で、大腿筋膜張筋と大殿筋からのつながりで脛骨の外側(ガーディ結節)に付着する靭帯です。

主な受傷原因はオーバーユース(使い過ぎ)によるものです。

膝の曲げ伸ばしが繰り返し行われることで、腸脛靭帯が何度も大腿骨外側上顆の上を行ったり来たりし炎症が起きてしまいます。

オーバーユース以外にも準備運動がしっかりと出来ておらず筋肉が硬いままで走ったり、久しぶりに運動をする方で筋肉の柔軟性が低下している事でも発生しやすいです。

主な症状は膝外側の痛みです。

ランナー膝初期では走っている際や後に少しズキズキする程度で安静にしていれば痛みは無いですが、症状が進んでいくにつれて痛みが強くなったり安静にしていても痛みが続くといったことが起きてきます。

その他にも膝が腫れて水が溜まったり、熱感を持ったりしいわゆる炎症の5徴候が出現します。

発赤：患部が赤くなる

熱感：患部が熱を持つ

腫脹：患部が腫れる

疼痛：患部に痛みが出る

機能障害：腫脹や疼痛に伴う患部の機能喪失

ランナー膝は保存的に治療を行っていくものがほとんどで、手術は一般的ではありません。

症状が出たらまず運動や膝に負担を掛ける動作を中止し安静にします。

それでも痛みが引かない場合にはアイシングを行ったり、痛み止めや患部にステロイドの注射を行ったりする場合もあります。

症状がおさまったら少しずつ運動を再開しつつストレッチを行い筋肉の柔軟性をあげていき、併せて太もも周りの筋トレなども行っていくことで再発のリスクを抑えます。

痛みが出た後も無理に膝を動かしていると症状が慢性化しやすくなるので、痛みを感じたら無理に動かす事はせず。専門家に診てもらうようにしましょう。

上記を行う事でランナー膝（腸脛靭帯炎）は改善される可能性があります。

しかし、治療を受けているのに中々改善しない。安静にしているのに痛みが引かない。何度もランナー膝（腸脛靭帯炎）を繰り返す。という方も中にはいらっしゃいます。

そういった方は一度泉大津林整骨院にご相談いただくことをオススメ致します。

ランナー膝（腸脛靭帯炎）が改善しない理由｜泉大津市・高石市 林整骨院

ランナー膝（腸脛靭帯炎）に対する一般的な処置である安静や湿布や痛み止め、ストレッチなどの運動療法を行っているのに中々改善しない理由としては、身体全体の筋肉バランスが悪くなっている可能性があります。身体全体の筋肉バランスが悪くなった結果、身体の使い方にアンバランスが生まれ、結果として脚の筋肉に異常な負担がかかります。

いくら脚の筋肉のみの柔軟性を良くしようとしても身体全体のバランス異常によりまたすぐに脚の筋肉の異常な緊張が生まれ、負担が多くかかってしまい痛みが発生し、中々改善に至らないのです。ですので、ランナー膝（腸脛靭帯炎）が中々改善しない場合は身体全体のバランスから見ておく必要があるのです。

また更に、身体全体のバランスを整えていると回復のスピードも早くなる場合も多く、すぐに競技復帰したい方にも重要な事と言えます。

他にも膝をかばっているうちに他のところも悪くなったというような事も予防する事ができます。

泉大津市・高石市 林整骨院のランナー膝（腸脛靭帯炎）の改善方法

炎症などの強い痛みが出ている場合はまず痛みを抑えるために泉大津市・高石市 林整骨院では｢スパイラルテープ｣という特殊なテープを用いて痛めている筋肉をサポートしていきます。

痛めている筋肉をサポートすることにより痛みを減少させ炎症を抑えていきます。

加えて、筋膜リリース等の手技で痛めた筋肉の周囲の緊張解消、バランス調整を行い、損傷部位の血流を良くし修復力を高めます。

さらに、整体施術で身体全体のバランス調整、回復力を高める施術を行うことで、「早期改善」「痛みを繰り返さない」身体を目指して参ります。

泉大津市・高石市 林整骨院では、頭の先から足の先まで、そして心の部分も含め本当の全身施術によりランナー膝（腸脛靭帯炎）の根本改善を図ります。

痛みや不調に左右されて毎日を過ごし、したいことを我慢している方の不安や恐怖を安心と希望にかえるために最大限のサポートを行います！

ランナー膝（腸脛靭帯炎）でお困りの方は是非一度、泉大津市・高石市 林整骨院にご相談ください！