頸肩腕症候群は、首から肩、腕にかけてのコリや痛み、手の痺れ、指の蒼白、チアノーゼ等の症状を伴うものを指した疾患です。痺れ、痛みは血行障害によるものと神経圧迫による神経障害があります。

頚肩腕症候群は軽症のものを指しますが、類似の症状の中から、筋筋膜性疼痛症候群(MPS)、頚椎症性神経根症、頚椎症性脊髄症、胸郭出口症候群等を除外したものが頚肩腕症候群と呼ばれます。

頸肩腕症候群は重症化しないうちに、当院での施術を受けられて改善させ、重症化の予防を講じていくことが何よりも重要ですが、以下の病名がついてしまった場合でも、対処はできるケースもありますのでご相談いただければと思います。

頸肩腕症候群が重症化したともいえる疾患を具体的に病名で分けて説明をします。

①筋筋膜性疼痛症候群(MPS)、②頚椎症性神経根症、③頚椎症性脊髄症、④胸郭出口症候群などに分類でき、マッサージ、運動療法などリハビリテーション医学の範疇で治療できるものと、外科手術を必要とするものに別れます。

①『頚椎症性神経根症』では頚椎の変型や変性により片側の肩～腕、手指に痺れが生じて、痛みが出るケースもあります。

②『頚椎症性脊髄症』は、加齢と姿勢の悪化から頚椎椎間板が変形して潰れ、頚椎の椎体が変形し骨棘を形成して、脊椎内の靭帯が肥厚することで脊柱管内の脊髄が圧迫され、両側の手足に痺れや運動障害が生じることがあります。

③『胸郭出口症候群』では３種類にタイプ別けされます。

⑴頚肋、鎖骨と第一肋骨で神経や血管が圧迫されて症状が出るタイプ。頚肋は切除する必要がある場合、外科手術を行います。＜圧迫タイプ＞と呼ばれます。

⑵なで肩、背骨の左右の傾斜、捻れなど姿勢不良により頚椎から出る神経が引っ張られて症状が出るもので、手を下げていても症状の出る場合。＜牽引タイプ＞と呼ばれます。

⑶＜混合タイプ＞　＜圧迫タイプ＞と＜牽引タイプ＞の混合タイプ。圧迫タイプの要素が強いと外科手術を要するとあります。

※手術を必要とする疾患の中にも筋膜性(FACIAファシア)の病態の改善で症状が改善される医学論文報告があり、手術とリハビリテーションだけで症状が改善されないものは、もっと精緻な筋膜の施術が有効な場合もあります。

頚・肩が凝る、背中が痛い、腕が怠い、手がしびれる。洗濯物を干したり、取り込んだりがしんどい。腕時計をはめるのが苦痛、手荷物を提げるのが辛い。手足が冷えるケース。不眠、時に頭痛を生じる。自律神経の失調症状を訴える、などが挙げられます。

※不規則な生活により自律神経の興奮状態が続く、ストレス刺激が続く、更年期等ホルモンの乱れにより頸肩腕症候群の原因となり得ます。

整形外科等では消炎鎮痛剤、筋弛緩薬などが使用され消炎鎮痛、筋緊張緩和、血流促進のため使用されます。精神神経系症状、 消化器症状、 過敏症など副作用に留意し使用される必要が出てきます。

それらでも症状が改善しない場合は手術となる場合があります。

上記を行っているのに中々改善しない。薬や手術は嫌だ。症状を繰り返すといった方は是非一度ご相談ください。

泉大津市・高石市 林整骨院では手技によって頚肩腕症候群に対してのアプローチを行います。

泉大津市・高石市 林整骨院では、まず頚肩腕症候群の痛みの原因をはっきりとさせるためにしっかりと問診・検査をさせていただきます。

そして原因がはっきりした頚肩腕症候群に対して正しい知識を理解して安心していただくために説明をしっかりとさせていただきます。

頚肩腕症候群に対して恐怖や不安な感情、間違った知識があるとそれだけで脳が緊張し痛みや不調の回復は遅くなります。

ですので、しっかり説明をさせていただき患者様が納得・理解をしてもらった上で、頚肩腕症候群の原因となる筋肉の緊張を取るための筋膜リリースや整体を行うのはもちろん、自律神経調整も場合によって行います。

なぜ泉大津市・高石市 林整骨院では自律神経調整も行うのか？

それは自律神経の乱れから起こる「自然治癒力」の低下を回復させるためです。自然治癒力の低下により、筋肉の緊張を一時的にゆるめてもまたすぐに緊張した状態に戻り症状が出てくるのです。

泉大津市・高石市 林整骨院では頭や顔にあるツボ刺激、頭蓋骨の筋肉の調整を手技で優しく行い、心地よく自律神経の正常化を促します。

自律神経の働きを正常化し自然治癒力を通常通り働かせ、筋肉の緊張と脳の緊張をゆるめることができれば頚肩腕症候群の根本改善は可能となります。

泉大津市・高石市 林整骨院では、頭の先から足の先まで、そして心の部分も含め本当の全身施術により根本改善を図ります。頚肩腕症候群でお困りの方は是非一度、泉大津市・高石市 林整骨院にご相談ください！