野球肘
- 肘を動かすと痛い
- ボールを投げるときや投げ終わった後に肘が痛む
- 肘が腫れている
- 肘の動きが悪くなっている
- 肘がぐらつく感じがする
野球肘とは?|泉大津市・高石市 林整骨院
投球によって生じる怪我の場所は様々であるため、「野球肘」は疾患名ではなく、野球の投球動作の繰り返しによって、肘に痛みなどの不調が生じたスポーツ障害の総称です。障害部位や状態によって治療法は様々で、中には手術が必要な場合もあります。
野球肘の症状|泉大津市・高石市 林整骨院
野球肘は肘の内側、外側、後ろ側の3部位に分けることが出来ます。
〇内側の痛み
・上腕骨内側上顆障害(リトルリーグ肘とも呼ばれます)
→小学生の肘の痛みの原因で、最も多いのが上腕骨内側の障害です。
肘の内側の靱帯が骨を繰り返し引っ張ることによって、骨や軟骨が傷害されて起こります。2~4週間の安静によって回復することが多い疾患です。
・内側側副靱帯損傷(MCL損傷)
→通常は高校生以上のプレーヤーで生じます。繰り返しボールを投げることで内側側副靱帯が引っ張られ、靱帯が損傷されて起こります。重傷な場合は手術が必要となります。
〇外側の痛み
・離断性骨軟骨炎
→肘の外側にある上腕骨小頭というところが障害されて起こります。早期に発見することが出来れば安静にすることで完治しますが、初期は痛みなどの自覚症状がないことが多いため発見されにくい。重症化すると軟骨が剥がれて痛みを生じ、手術が必要となる。
〇後ろ側の痛み
・肘頭骨端線解離
→骨の端には、骨を成長させるための骨端線という場所があります。成長期を経て、ある程度の年齢になるとここが閉じて成長が止まります。しかし、投球動作によって骨同士がぶつかり合うと、骨端線が閉じなかったり、骨が折れてしまったりします。
野球肘の原因|泉大津市・高石市 林整骨院
野球肘の原因は肘にかかる繰り返しの負担です。いわゆる使い過ぎが原因となります。
痛みを我慢して使いすぎたりしていると症状は慢性化していき余計に改善しにくくなる可能性や更には手術が必要となる場合もあります。
こうなってしまうと競技復帰に時間がかかってしまったり、選手生命に影響がでる可能性もありますので、違和感や痛みが少なくても早めの専門家への受診をおススメします。
野球肘の改善方法|泉大津市・高石市 林整骨院
野球肘の改善方法は整形外科などの病院では痛み止め、固定、安静、ストレッチ、電気治療などがよく見られます。もちろんこれらで改善する事はたくさんあります。
しかし改善まで長期間を要したり、またすぐに再発をしてしまうこともよく見受けられます。
それはなぜか?
野球肘の原因は肘にかかるたくさんの負担です。
この負担がかかりすぎる原因が
・使い過ぎ
・悪い投球フォーム
・全身の筋肉、関節の柔軟性、連動性の低下
となります。
これらが原因なので使い過ぎには安静は有効です。
しかし筋肉や関節の柔軟性、連動性も重視していかない事により改善が遅くなったり再発をしてしまうという事態が発生してしまうのです。
そして全身の筋肉、関節の柔軟性、連動性をつけたうえで適切な指導者に良い投球フォーム教えてもらう事で再発を防ぐ事ができます。
泉大津市・高石市 林整骨院では全身の筋肉や関節の柔軟性、連動性を重視して施術を行います。
早期改善、再発を防ぎたいという方は是非一度泉大津市・高石市 林整骨院にご相談ください。
泉大津市・高石市 林整骨院の野球肘の施術方法
野球肘に関連する筋肉の負担軽減、筋肉のアンバランス解消のために泉大津市・高石市 林整骨院では全身の整体や筋膜リリース等の手技で全身の筋肉の緊張解消、全体の筋肉のバランス調整を行います。さらにスパイラルテーピングなどで肘の動きのサポートも場合によっては行います。
全身の筋肉、関節の柔軟性、連動性を取り戻し「早期改善」「痛みを繰り返さない」を目指して参ります。野球肘でお困りの方は泉大津市・高石市 林整骨院に是非ご相談ください!

執筆者:
林整骨院 院長 柔道整復師 嵩原慎也(施術家歴12年)
泉大津市林整骨院の嵩原です。
私は泉大津市の隣、高石市で生まれ育ちました。
現在も高石市に住み、妻と子供2人にかこまれ、ありがたいことに幸せに暮らせています。
私がこの業界を志したのは高校2年生の頃に「これから高齢化社会だし、自分は人とのコミュニケーションも苦手ではない方だし、この業界に入れば楽しくやっていけるんじゃないか」というとても安易な考えでこの業界を志しました。
当たり前のように世の中はそんな甘くなく、私は一つ目の壁にぶち当たりました。
整骨院には毎日痛みや不調で困っている方がたくさん来られ、コミュニケーションだけでは当然痛みや不調は改善できず自分の無力さを痛感しました。私は焦りました。
それからは仕事終わりや仕事が休みの日等、プライベートを削って、お金を払って、様々な技術セミナーに参加しました。
結構しんどかったのを覚えています。そのかいあってかある程度の痛みや不調は改善することが出来るようになりました。